私たちの保育と想い

~幸せを探求できる こどもとおとな~

世の中に希望をもって、自分の幸せを探求、追求

できるよう社会丸ごとを活た教材として活用します。

 

こどもとおとなが共に育ちあい、互いに生きる力を育むことを目指します。


こどもを育てるの3つの柱

私たちは、保育所保育指針に則りながら、また、最新の保育研究を参考にしながら以下を3つの柱として実践・研究をしています。


1,こどもの選択を尊重する

 選ぶことを任せることにより、こどもが社会とのつながりを「必要なこと」として捉え、様々なつながりを知りたいと願いながら過ごすことができます。こどもが自ら「必要」と思えることで、物事をつなぎ合わせて取り込んでいきます。当法人では、個人・小集団・大集団 様々な年齢のこどもたちが出会い、社会とのつながりを作っていけるような文化を育むため、「暮らし」をモデルとして、より自然な形でこどもの成長を促します。

 

〇選べる空間・時間・仲間・活動

 こどもは、おとなと同で様に一人ひとりの好みがあります。過ごしやすい場所もそれぞれ異なります。その日の気分によって過ごしたい場所が変わります。当法人では、できるだけ多種多様な空間と時間に配慮し、こどもが「ここで過ごしたら楽しそう!」「安心できる」と思える環境を整備し、こどもの意思を尊重しながら過ごしています。

 

 食事では、食べたい場所・食べたい時間・食べたい仲間(時には一人で)など、こどもが「空腹」を感じ、どこで食べたら気分よく食べられるか、誰と食べたら食の時間が幸せになれるか、今はどれくらい食べればで満足できそうか など、食の選択もできるようになっています。

 

 睡眠では、012歳児では、おとなによる無理な寝かしつけ(背中をトントン)ではなく、食後も自由に活動する時間があり、眠気を感じらたら、布団に入れるようにしています。4,5歳になると、午睡・おなか休め(小休止)・活動する など、一人ひとりの生活リズムに配慮しています。その日によって、体調や気分によって、休息を選べるようにすることで、夜の就寝時間が早まるなど、早寝早起きの土台となります。


 〇こどもにとっての行事

 

 当法人では、「こどもにとっての行事」とは何かを研修や文献、職員の議論を通じて、「日常の中での特別と思えるできごと」と捉えています。

保育行事は、おとなの想いが強くなりすぎて、「頑張る姿」「成長を感じたい」「体験させたい」など、こどもの想いや願いがおとなの想いや願いにすり替えられてしまうことを防ぐために、こどもの声や活動からそれらを広げられる活動を行っております。

 

日常の「いいこと思いついた!いつやろう!?」という感覚が、日々の暮らしを特別にする力があると考えております。

 

2,おとなが自ら行う環境整備

 当法人では、建築及び保育の視点を持った2名のこども環境アドバイザー(こども環境学会認定)による指導の下、保育者と保護者が共に行う保育環境の整備を行っております。こどもの姿から「何をやりたがっているのか」「どんな場所で過ごしたら心地よいか」「意図的に見えやすい場所、見えにくい場所」「安心できる空間」などの議論を経て、各講師へ相談をし、更に議論を重ねて保育環境の整備を行います。

〇完成してからが始まり

 

 保育環境の整備は、完成してからが始まりと考えています。実際にこどもが環境とどのような応答をしているか、観察し素材や関わりが必要か、更に環境の変更が必要かを議論します。

 

このように当法人では、環境を整えることを通じて、保育を議論できる材料として活用しております。

保育環境の安全性については、直接見学いただき説明をさせていただきます。


3,家族と共に育ちあう

 当法人では、保護者の皆様にとって、こどもの成長とは何かを議論し園と家庭が、こどもの育ちについて同じ目線となるように情報の共有や保育参加を行っております。

私たちのこどもにとっての成長

 


法人をサポートする専門家

 私たちは、おとなが保育の可能性を感じ、自ら実践してたくなるような環境を整えるため、環境・保育・科学と言った専門分野の外部講師の力を借りています。

 

 外部講師が直接的にこどもを育てる方法ではなく、外部講師の手法やアドバイスを参考に、自分たちで考え、実践し振り返るきっかけとして、サポートを依頼しています。

株式会社integraldesignstudio

こども環境アドバイザー

一級建築士

井上 寿

株式会社遊道

こども環境アドバイザー

保育士

宮沢 優紀

アポロ☆サイエンス科学実験教室

 

 

嶺井 聖太